【セルフレベリング施工】

某店舗改修工事を施工致しました。

清掃後、下地調整でクラック補修穴埋めをして、プライマーを塗布(2回塗り)します。
高さのレベルをみて墨だし、アタリだしをして最後に養生です。
あとは、プライマー乾燥させて。レベラー車のホースの段取り後、レベラーを流していきます。この時にトンボで不陸調整していきます。
あとは乾燥後に、ひび割れや打ち継ぎ部の段差、ピンホールなどの不具合が、少なからず発生することがあります。

不具合が発生した場合は、サンダーで削ったり、あるいは補修材を充填したりするなど、状況に応じて手直しをしなくてはなりません。

この手直しが非常に大変な作業になることもあるため、事前の準備をより入念にしておくことがポイントとなります。

セルフレベリング材は大きく2種類
セルフレベリング材には、石こう系とセメント系の大きく2種類があります。

石こう系は、セメント系と比べて強度が低く耐水性にも劣りますが、ひび割れにくい特徴があります。

また石こう系は、ビニル床材の下地としては適しません。

一方、セメント系は、石こう系と比べて強度が高く耐水性にも優れますが、コンクリートやモルタルに比べると強度が低くなる場合があります。

その他にも、乾燥が遅いことなどが特徴となります。